緊急事態宣言が出されている中、ほどがや無料塾ではオンライン無料塾を開催すると共に、対面の無料塾ではこれまでの感染拡大防止の対策とあわせて、20時以降の外出自粛に向け19時半終了とするため、これまで2コマ実施を1コマ(18:15〜19:30)へ減らして実施しています。
1/22(金)は、オンライン無料塾に18人の子どもたちと11人の大学生サポーターが参加。LINEやZoomを使い、ビデオ通話やチャット、写真などを使ってオンラインの学習支援を行いました。今回で34回目の開催となり、大学生サポーターが時間をやりくりして継続的にねばり強く取り組んでくれていることには、本当に頭が下がります。
1/22(金)の対面の無料塾は、写真の通り子どもたちが15人ほど参加。サポーターの側は、退職教員の方とあわせて、大学時代に無料塾のサポーターだった社会人3人、そして中学生まで無料塾で学んでいた高校生(無料塾の卒業生3人)が参加してくれました。
この日は、対面の無料塾らしい、子どもたち同士の学び合いの場面がありました。
先月から無料塾の参加した小4のAさんは1人でがんばってわり算の筆算に取り組んでいましたが、ところどころ鉛筆が止まっている様子。「分からないところ、ある?」と声をかけても、首を横に振って答えてくれません。
その後、Aさんの様子をみていたら、前列の小6のWさんとRさんが仲良さそうに勉強しているのをチラチラ見て、気になってるようでした。
そこで、WさんとRさんに「小4のわり算の問題、できる?小4のAさんがいるから、一緒に解いてみようか?」と誘ってみたところ、2人はAさんの周りに来て「4年生の問題、もう忘れたかも😝」、「わり算ってむずかしかった〜、Aちゃん難しくない?」とAさんへポンポンと話しかけてくれ、そんな会話のなかで、Aさんが「これ」と指さした問題について、途端に3人の教えあいが始まっていきました。
子どもたちの様子をつぶさに見ながら学習支援できるのは、やはり対面の無料塾の良さですね。しかし、工夫によっては部分的にオンライン学習支援でも取り組めるもしれません。
今後もコロナ危機が大きく収束するまで、当面、2つの形の学習支援のなかで、子どもたちと一緒に試行錯誤していきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿