【ほどがや無料塾、毎週開催中!】

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今月の無料塾の予定について

『昨日はお米の差し入れが…』


お米の寄贈

この無料塾は、「子どもたちが(学校の勉強を)わかる喜びを経験できるように」、そして「学校の勉強がわかることは子どもたちの権利なのだから、経済的負担をできるだけなくしたい」、そんな願いでスタートしました。
そうして今は、退職教員の方5人、そして大学生の方2人も、趣旨に賛同され無償で学習サポーターを続けてもらっています。
 そんななかでもう一つ“何とかしたい”ことが…。それは無料塾だけでどうにかできる問題ではありませんが_大学生のサポーターの方の経済生活です。
大学の学費の高さ、奨学金の内容などで特に条件の悪い日本。横浜国大の教員の方からは、バイトしても生活が楽ではない学生が多い、と聞きました。そんな学生さんが、無料塾の趣旨に賛同して無償で協力してくれている。本当に子を持つ親として胸がつまる思いです。
このことを保護者や関係者の皆さんへ懇談会で話したところ、その学生さんがよく自炊してるということで、自分の畑で取れた野菜とか、ご家庭で食べ切れない食材とか、持ってきてくれる方もあらわれるようになりました。
その中でも昨日は関係者の方からお米が!
さすがにこんなことは稀ですが、皆さんにとって無理のない範囲でこれからもご協力を呼びかけていきたいと思っています。


【追記】
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「大学の学費の高さ、奨学金の内容などで特に条件の悪い日本」と書きましたが、昨年OECDからも参考になるデータが公表されています(元は2008-9)。
上の図はOECDから公表されているものです(リンクはコチラ)。縦軸は授業料(ドル_日本が5000ドル弱ということは半期でしょうか?)、横軸は補助金(奨学金)などを受けた学生の比率で、スウェーデンは100%。
この図の示すのは、日本だけ違う象限にあり、「授業料が高く」かつ「補助金を受けた学生が少ない」のは日本だけ、ということになると思います。
ちなみに日本は30%くらいの学生が補助金を受けたことになっていますが、OECD34ヶ国のうち日本とアイスランドだけ、給付制奨学金(返還の必要なし)がないそうです。そのため30%の日本の学生が受けた補助金とは、すべてローン(借金)だということになります。

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