8/10(金)〜12(日)の3日間、川崎市の法政大学第二中・高等学校で開催された「教育科学研究会・全国大会」(神奈川)に参加させていただきました。ほどがや無料塾の実行委員の教授などのご紹介もあり、オープニングと分科会で報告させていただきました。
https://kyoukaken.jp/fes2018/
ほどがや無料塾からは、報告者の人以外にも多く参加でき、無料塾などの学習支援に絞って交流や討論できたのは大きな収穫だったと思います。普段はなかなかこのテーマだけで議論する機会がないので…。
経済的に厳しい家庭のお子さんを対象に行政とも協力して開催されている無料塾、対象のお子さんは限定せず地域の方とのパートナーシップを築いて活動されている無料塾。形は違っても、学習支援、子どもたちの居場所など、子どもたちを育むための役割を果たそうと、無料塾の運動が広がっていることを実感しました。
他方で、学校に通っているだけで、学校で学習しているだけで、全ての子どもたちが学校の勉強を理解できる状況ではないことが、大きな問題として共通に横たわっているとも改めて考えさせられました。
無料塾の存在意義の一つは、通ってきている目の前の子どもたちが「分かった!」という機会を一つでも多くつくることにあることは間違いありません。ただ同時に、塾に通っている子どもたちも含め、全ての子どもたちが「学校(だけ)で勉強が分かる」「学校が育ちの場」という状態になるよう、どんな問題提起ができるのか、それを考え続けていくことが無料塾の大事な課題と胸に刻みました。
教科研の全国大会をご準備いただいた皆さん、ありがとうございました。大変お疲れさまでしたm(_ _)m
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