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無料塾のお手伝いに参加して


 無料塾の受付お手伝いに保護者としてときどき参加していますが、これがなかなか興味深いです。
 昨晩の無料塾で、図形の面積の問題が「分からない…」とにらめっこしている小6の女の子。見ると、長方形から1/4の円を2つ、くり抜いて面積の答えを出す問題でした。
元教員のサポーターの方はまず「どうやって答えを出したらいいと思う?」と投げかけた後、まだ彼女が難しそうな顔をしていたので、「これは最初、一つだけ工夫したらあとは簡単な問題なんだよ」と。くり抜かれた1/4の円が"何に見えますか?"ということから、“謎”を解きほぐしておられました。なるほどー(^ ^)

 このやりとりを横で見ながら、私は別のことを考えていました。
一つは、素人の私から見ても、小6の彼女は問題を解く力がないんじゃなくて、「こうやったら解けるかもしれない」と試行錯誤してみることへ、ちょっとだけ億劫になってるのかもしれない。
だったら子どもが頭の中で「あーでもない・こうでもない」と解き方を試行錯誤してみたくなるような、そんな励ましのアドバイスが、保護者の自分にもできたといいなぁ、と。
 それからもう一つ。自分の子どもに対しては、どうも「解けないこと」にとらわれてしまいがちかなと(ちょっと反省)。「この問題がなぜ解けないんだろう」と思ったとき、「普段の授業をよく聞いていないからでしょ!(怒)」と短絡的に言ってしまったり。
それに比べて、サポーターの皆さんの接し方はだいぶ違いますね。子どもがその問題を解けない理由をかみ砕いて、子どもに「どうやって解いたらいい?」と質問しながら、いろいろな考えを子どもから引き出されていました。親として、とても参考になります。

 私が無料塾のお手伝いへ自然と足が向くのは、こんな理由からです。
無料塾で他のお子さんに接しながら、サポーターの方のアドバイスを聞くうちに、子どもたちを優しくポジティブに受け止めている自分に出会えて、少し嬉しくなります。
そして、試しに家でもそんな姿勢で子どもに接してみたり…。いつもうまく行くわけではないですが、「一緒にいろいろ考えてみよう」という姿勢は、子どもにも伝わっている気がします(^_^)
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